不動産売却時のポイント
売却時・購入時にかかる費用や税金を知ろう!
不動産売却に際しては、多くの費用、税金など想像以上の出費が伴います。また、購入時は売却時以上に多くの経費がかかります。後で「想定外だった」ということがないように、事前によく把握しておきましょう。
売却時
| 内容 | 概要 | |
|---|---|---|
| 契約 | 印紙税 | 売買契約書に貼る収入印紙の代金。 |
| 仲介 | 不動産仲介手数料 | 不動産会社に支払う手数料。 |
| 登記 | 登録免許税（1）・報酬 | 抵当権抹消などにかかる登記費用。また、登録免許税（1）を司法書士に依頼した場合、別途、報酬が発生します。 |
| 登録免許税（2）・報酬 | 建物に未登記があったときにかかる表示登記費用。また、登録免許税（2）を土地家屋調査士に依頼した場合、別途、報酬が発生します。 | |
| 登録免許税（3）・報酬 | 土地に実測・分筆があったときにかかる登記費用。また、登録免許税（3）を土地家屋調査士に依頼した場合、別途、報酬は発生します。 | |
| 税金 | 譲渡所得税 | 建物や土地を売却した際にかかる税金。 |
購入時
| 内容 | 説明 | |
|---|---|---|
| 契約 | 印紙税 | 売買契約書や建築請負契約書などに貼る収入印紙の代金。 |
| 登記 | 所有権移転・報酬 | 登記などにかかる税金。また、登記等を司法書士に依頼した場合は別途、報酬が発生します。 |
| ローン | 融資事務手数料 | 住宅ローンを利用するにあたり、金融機関に支払う手数料。 |
| 印紙税 | ローン契約書に貼る収入印紙の代金。 | |
| ローン保証料 | 住宅ローンの保証人を立てず、保証会社を利用する場合にかかる保証料。 | |
| 団体信用生命保険料 | 住宅ローンの借り入れをする際に加入する保険料。 | |
| 火災保険料 | 住宅ローンを利用した場合にかかる建物の保険料。 | |
| 仲介 | 不動産仲介手数料 | 不動産会社に支払う手数料。 |
| 税金 | 不動産所得税 | 建物や土地を取得したときにかかる税金。 |
| 贈与税 | 購入資金として贈与を受けた場合にかかる税金。 | |
| 固定資産税 | 建物や土地を所有している場合にかかる税金。 | |
| 印紙税 | 売買契約書や建築請負契約書などに貼る収入印紙の代金。 | |
| その他 | 管理費等清算金 | マンション管理に伴う経費。 |
| 負担金 | 建物住宅で水道加入時にかかる料金。 |
土地を分けて売る際に知っておかなければならないこと
相続した土地を相続人で分配するような場合は、ひとつの土地として登記されているものを、複数に分割して再登記しなければなりません。これを「文筆」と言いますが、この手続きを経ずに個別の土地を売却することはできないので注意が必要です。また、土地の区切り方についても建築基準法に則った手法によらなければなりません。難しい手続きなので、詳しくは当社までご相談ください。
売却を成功させるための秘訣!
相場・時期を知ろう!
より高値で物件を売却しようと思ったら、時期を選ぶことが肝心です。とくに2月、3月は引っ越しシーズンを控えて不動産売買が活発になるので売却はとくに有利。しかし、転勤などで新居を必要とする方の多くは、遅くとも12月頃には転居先について検討を始めているので、売却は11月頃から開始するのが得策です。
内覧希望に対応!
中古物件とは言え、高額商品であることに変わりはありません。そうなると、物件の素性はもちろんですが、売主となる方の印象も契約の成否に大きく関わってきます。その意味では、内覧は購入希望者の方によい印象を持ってもらう絶好の機会です。ていねいな対応を心がけましょう。
業者選びのコツとは?
お客様の要望を優先してくれる会社を選ぶ!
売却額や売却のスケジュールを決める段階になると、売る側の都合ばかり押し付けてくるような不動産会社があるので要注意。こうした業者はともすれば顧客をないがしろにしかねず、強引に事を進めようとする傾向があるので気を付けましょう。反対に、顧客一人ひとりの要望や利益を最優先に考えている不動産会社は、どのような細かい要望に対してもお客様の身になってていねいな対応を心がけているものです。
積極的な販売活動をしている会社を選ぶ!
実績のある不動産会社であればあるほど仕事が迅速で機動力に富んでいるもの。当然、売却活動でも、折り込みチラシやポスティングといった従来の広告ツールだけでなく、ネット媒体なども駆使するなど、きめ細かな対応を約束してくれます。購入希望者が現れれば、内覧などへの誘導にも積極的に取り組むなど、早期の売却に向けて精力を傾けてくれるでしょう。
